アイスクリーム業界2018年販売状況 史上最高の猛暑でも前年101%、5010億円で着地

“天気だけでは拡大しない”という現実を見せられる厳しい1年

アイスクリーム業界の2018年販売状況は、前年101%増の5010億円で着地、前年に続く増収でアイスクリーム業界は5000億円を達成、6年連続の増収を確保した。当年は、最盛期の6月から8月にかけて、史上最高の猛暑となったが、それでも大手アイスクリームメーカー13社のうち4社が前年を下回るという厳しいもので、5000億円市場という規模に至ったからには“天気だけでは拡大しない”という現実を見せられる厳しいものであった。

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イオン2019年度2月期連結業績 営業収益8兆 5182 億 1500万円(前期比 101.5%)、営業収益・営業利益・経常利益が過去最高更新

イオンの2019年度2月期連結業績は、営業収益8兆 5182 億 1500万円(前期比 101.5%)、営業利益2122 億 5600万円(同 100.9%)、経常利益が2151 億 1700万円(同 100.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益が 236 億 3700万円(同 96.4%)となり、営業収益、営業利益、経常利益のいずれもが過去最高を更新した。

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セブン&アイ・ホールディングス2019年2月期決算 営業収益6 兆7912億 1500万円(前年同期比12,5%増)、すべてで過去高値を達成

セブン&アイ・ホールディングス2019年2月期決算は、営業収益6 兆7912億 1500万円(前年同期比12,5%増)、営業利益4115億9600万円(同 5.1%増)、経常利益は4065億2300万円(同4.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は 2030億 400万円(同12.1%増)となり、営業収益・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益とも、連結会計年度としてそれぞれ過去高の数値を達成した。

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ユニー・ファミリーマートホールディングス2019年度2月期連結決算 営業収益6171億7400万円(前年度比3.1%減)、伊藤忠商事グループのシナジー効果を発揮出来る体制作り

ユニー・ファミリーマートホールディングスの2019年度2月期の連結決算は、営業収益6171億7400万円(前年度比3.1%減)、事業利益は515億5300万円(同23.7%増)、税引前利益は42億2500万円(同28.1%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は453億7000万円(同34.8%増)。

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ローソン2019年2月期連結決算 営業総収入7006億4700万円(前期比6.6%増)、デジタル技術の最大活用による店舗生産性の向上図る

ローソンの2019年2月期連結決算は、営業総収入7006億4700万円(前期比6.6%増)、営業利益607億8100万円 (同7.7%減)、経常利益577億円(同11.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益255億8500万円(同4.6%減)となった。

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ミニストップ2019年2月期決算 営業総収入2053億400万円(前期比99.2%)、下期に売上高及び売上総利益率が計画を下回り営業利益減

ミニストップの2019年2月期決算は、営業総収入2053億400万円(前期比99.2%)、営業損失5億5100万円(前期実績営業利益1000万円)、経常利益7億4800万円(前期比62.8%)、親会社株主に帰属する当期純損失9億1600万円(前期実績親会社株主に帰属する当期純損失9億5500万円)となった。

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アイスクリーム業界4月10日までの販売状況 全国的な低温で大きなダメージ!前年80%前後の推移

アイスクリーム業界の2019年スタート商戦、4月10日までの販売状況は、前年80%前後の大幅減で、非常に厳しい状況となっている。マイナス要因として考えらえるのは1にも2にも天候要因で、全国的な低温がアイスクリーム業界を苦しめている。

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アイスクリーム業界3月販売状況 前月仮需と後半花冷えの影響で前年92%と大幅減、2018年度は5010億円(前年101%)での着地

アイスクリーム業界3月の販売状況は、前月が3月1日からの価格改定を前にした旧価格商品の仮需が予想以上に大きかったこと、また前年3月後半が温暖で荷動きが活発だったことなどから、前年92%の大幅なマイナスとなった。このマイナス幅は2月~3月の合計でも前年実績を下回る状況であり、2月の上乗せ分がまったく機能しない状況で年度末を迎えることになった。

この結果、2018年度の年間計では前年101.8%での着地となるが、森永乳業が新会計を導入し従来の総売り決算から、純売り決算へ変更したため、その減少分を勘案すると、2018年度は前年101%、5010億円での着地となると推定される。

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