アイスクリーム業界3月の販売状況は、前月が3月1日からの価格改定を前にした旧価格商品の仮需が予想以上に大きかったこと、また前年3月後半が温暖で荷動きが活発だったことなどから、前年92%の大幅なマイナスとなった。このマイナス幅は2月~3月の合計でも前年実績を下回る状況であり、2月の上乗せ分がまったく機能しない状況で年度末を迎えることになった。
この結果、2018年度の年間計では前年101.8%での着地となるが、森永乳業が新会計を導入し従来の総売り決算から、純売り決算へ変更したため、その減少分を勘案すると、2018年度は前年101%、5010億円での着地となると推定される。
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